Dの石は砕けない

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アスペ

こんばんは、D石です。

 

突然ですがみなさんはアスペをご存じでしょうか。アスペルガー症候群、通称"アスペ"です。「ガイジのくせにかっこつけて横文字使ってんじゃねえよ」って?オーストリア人のアスペルガーさんが見つけたことに由来してるからしょうがないね。

さて、アスペと聞くとみなさんはどんな症状をイメージするでしょうか?近年はネットによりアスペという言葉は大変身近になりました。「この漫画のオチがわからなかったらアスペwww 」などのスレが立ったり、ちょっと会話で相手とすれ違うと「アスペかよ」と返されたり。そんな具合でたくさんアスペという言葉を目にする機会があります。しかしそのほとんどは誹謗中傷の意味で使われているため世間ではいいイメージがないことが伺えます。たしかにアスペで苦労することは多いですが、ネットによりアスペという言葉はやや一人歩きしているようにも感じます。今日は自分の経験も交えてアスペのことについてお話しようと思います。

アスペは発達障害の一つです。自閉症のように知的な遅れはないもののコミュニケーションなどは苦手な分野です。また、空気が読めないともよく言われますね。たしかにそういう症状はありますが、なぜそういう分野で苦労するのでしょうか。

ぼくは幼稚園に入る前にアスペの診断をされました。当時のことは覚えていませんが小学校では週一で他校合同のひまわり学級(特別支援学級)に通いました。このときから「自分は周りの人たちとは違うんだな」と自覚し始めました。たしかに幼稚園から既に周りの子達から浮いた存在だった気がします。小学校でも他の子とノリが合わないことでストレスを覚えることが多かったです。中学に上がる頃には知識も増え自分がアスペであることを完全に理解していました。自覚し始めると「あ、今の俺最高にアスペっぽい」となる場面が増えよく一人で落ち込みました。周りのノリに合わせられない、共有できる話題が少なく友達の話についていけない、周りに溶け込めない。こうして学生時代は典型的な陰キャになりあまり楽しい思い出はありません。

これらの原因はやはりアスペの症状であるコミュニケーションの障害と空気の読みづらさでしょう。しかし、意外とくせ者な症状は「興味関心の極端な偏り」だと思います。アスペといえばコミュニケーション障害や空気読めないといった症状がすぐ出てくると思いますが、意外にもこれが一番苦労する症状だとぼくは感じます。つまり、ある特定のことしか興味が持てず、その結果ほかの人と共有できるものが極端に少なく周りとコミュニケーションがとれない原因にもなります。また、この症状により自分の世界に入り浸りがちになり周りとノリを合わせられなくなります。アスペは「会話が成立しないKY(死語)なガイジ」というイメージはこの興味関心の偏りに原因があるのかもしれないとぼくは考えています。

普段からぼくのツイートご覧になっているみなさまはわかると思いますが、ぼくもやはり興味関心の偏りがありタイムラインで浮いてしまっています。学生時代のときから同じで今も変わっていません。

あれ?自分で書いてて思ったけどやっぱりアスペって悪いイメージが定着してもしょうがないね。そろそろ文字を打つのに疲れてきたので今日は終わって続きはまた後日にしたいと思います。久しぶりにたくさん文字を打って疲れました。こんなアスペにお付きあいいただいてみなさんにはいつも感謝しております。おやすみ。