Dの石は砕けない

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アスペからみてアスペっぽいと思うキャラ

どうも、D石です。

朝予告した通りの内容で書きます。

 

ネットで「アスペ キャラ」と検索すると「アスペっぽいアニメキャラ」といった感じのスレがヒットします。目を通すとその殆どのレスではいわゆる「天然キャラ」がよくあげられているようです。しかも大体が誹謗中傷の意味が込められているように感じます。まあ、たしかにアスペの症状で天然みたいなものはあります。しかしぼくは実際アスペの方々とお付きあいしてきましたがアニメキャラのような露骨な天然の症状のアスペの方には会ったことはありません。そこで今回は「アスペからみてアスペっぽいと思うキャラ」という話題で何人か紹介します。ここで紹介するのはあくまでぼくの見解であって誹謗中傷ではないです。あ、アニメのタイトルでわからないものがあったらググってください。

 

まずは「あんハピ」の雲雀丘瑠璃ちゃん(通称ヒバリちゃん)

「あんハピ♪」1話感想 (8)

彼女ははなこちゃんやぼたんちゃんなどの友達を引っ張っていくことのできるしっかり者。料理などの家事もこなす。これだけみたら寧ろ「え?なんで発達障害?」と思うかも。しかし彼女は特殊な恋をしていた。「工事現場にある看板のお兄さん」に想いをよせていたのである。

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「え?なんでそれ???」という物を(者?)を好きになってしまう、これはアスペの特性である「興味関心の偏り」「こだわりの強さ」を連想させる。決して報われぬ恋、しかし彼女の愛は一途なもの。いつも写真を持ち歩くほど愛して止まないのだ。

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「雨の日も風の日もずっと立ち尽くす誠実さ」に惚れたといっても普通の人にはなかなか理解できないだろう。アスペには自分の世界、価値観を大切にしている人が多く、この描写はまさにアスペを思わせる。

ちなみにあんハピといえば主人公のはなこちゃんのほうがドジっ子に見えるけど露骨すぎるということと、アスペと認定するには決定打に欠けるため除外。まあ不運という設定だからそもそもドジっ子でもないのかもしれない

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次は「あずまんが大王」の榊さん

 榊さん、思わずさん付で呼びたくなるカッコいいお方。まさにクールビューティー。そのため女の子からもモテモテです。

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さて、そんな一見寡黙でクールな榊さんですが実は内向的な性格のようにも伺えます。友達とのコミュニケーションはあまり得意ではないのかも。

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基本受動的。それでもみんな榊さんが好き。みんな仲良し。また時々自分の世界に入っちゃうことも。 

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妄想し出すと止まらない。あと榊さんは猫や犬などのかわいい動物が大好き。ここでも「強いこだわり」が見れます。

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ぼくから見ると榊さんは自分と通ずるものがある(や、ぼくはクールビューティーてはないでつ)。アスペの特長が結構見られるキャラに感じます。

あずまんが大王では春日歩さん(通称大阪さん)もフワフワした感じの子ですね。

天然でマイペース、ボーッとしてるのか集中してるのかわからない不思議な子。よく忘れ物をして成績もあまり良くないけど発想力は高くなぞなぞが得意な一面も。

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ちよちゃんからも先生になったらいいというアドバイスも受ける。
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初期は空気も読みます。
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そんな大阪さんはアスペ+ADHDなのかもしれない。

 

次は「Aチャンネル」から一井 透(通称トオル)

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トオルは主人公であるるんちゃんの1こ下のお友達。とにかくるんちゃんが大好き。しかし好きすぎるあまりにるんちゃんに近づく人間には誰でも容赦なく敵意を見せてしまう。金属バットを持ち出すことも。また初期はるんちゃん以外の人間にあまり興味を持たなかった。あまり友達を作るのは得意なタイプではないのかもしれない。トオルにも「興味関心の偏り」や「強いこだわり」が見られる。好きなことのためなら周りが見えなくなったり暴走してしまう一面も。そんなトオルもアスペ気味かなと感じました。

Aチャンネルというとトオルより主人公のるんちゃんのほうが発達障害ではないかという声が多いね。たしかにるんちゃんもマイペースで天然。感覚も周りとちょっとずれた不思議ちゃん。でもアスペというには露骨すぎる。症状で言えばアスペというよりADHDかな?まあどっちにせよ極端すぎるので除外。

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次は知ってる人も多いだろう「けいおん!」の平沢唯

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唯は典型的な天然のドジっ子。正直誰が見ても「発達障害か?」と思うかも。小学校中学校とボーッとしがち。でもぼくがそんな理由で彼女を紹介したいのではない。彼女こそアスペを強みとして活かすことができている人物だからだ。考えてみてほしい、ギターを始めてあんな短期間で上達するだろうか。入部して夏にはもう形になっていた。ぼくはギターを殆ど触ったことがないのでわからないが、けいおん!に影響を受けて軽音部に入部するもギターが思ったように上達せず挫折したという声を多数聞く。つまり普通はあんなに早く上達しないのだ。では、唯にはギターの才能があったのか?そうじゃない。唯には「努力の才能」があったのだ。つまりある特定のことに対する興味関心こそが彼女の集中力を高いものにしている。唯は数学のテストで赤点をとり追試を受けることとなる。部活ができなくなるというピンチなため部員みんなで勉強会。その結果追試では満点をとったのだ。んー、極端な子。恐らくギターの練習にしろテストの勉強にしろかなり高い集中力を発揮していたに違いない。それはもう周りが見えなくなるくらい。アスペの特長である自分の世界に入り浸ってしまう習性も上手く使えば「人並み外れた集中力」となるのだ。アスペは特定のものに執着しがちだけど言い方を変えれば集中力が高いとも言える(それがいい方向に出るかどうかはわからない)。ボーッとしてたのも考え事で頭がいっぱいだったのかもしれない。また、ギターを買うときもお店で一つのギターに一目惚れしてしまい、他の安いギターには一切目がいかなかった。値段が値段なだけになかなか手が出せなかったが最後は唯(とムギちゃん)の粘り勝ち。「このギターじゃなきゃやだ!!」という強いこだわりが感じられる。その後はそのギターに「ギー太」と命名し添い寝するほどお気に入りに。実にアスペらしい行動だね。

あと、澪ちゃんも少しアスペの気があるように思える。一見普通だが彼女にも独自の世界観があり彼女の書く歌詞はあまり理解されない。また、レフトハンドのベース売り場を見るとそれに集中してしまい周りが見えなくなってしまった。やはり彼女にも強いこだわりがあるのだ。

 

本当はもっと候補がいたんだけど想像以上に疲れたので一旦切ります。もう一回言うけどここで出したキャラを別にディスってるわけじゃないからね。アスペかなと思うキャラとそうじゃないと見分けるポイントとしては、まずただの天然キャラや露骨なドジっ子はリアリティがないので除外。たしかに当てはまる症状に思えても実際はそこまで極端なものは少なく普通に見えることが多い。パッと見は普通だけどちょっとしたところでこだわりが強かったりすると自分と重なるところがありアスペのように思えます。