Dの石は砕けない

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ジャッキー・チェン

お疲れ様です、D石です。

 

アクション映画が好きです。香港アクション映画はもっと好きです。いいよねカンフーアクション。ブルース・リージェット・リー、ユンピョウなど香港のカンフースターは数多くいます。みんなも一度は憧れたはず。その中でも今回はぼくの憧れのヒーロー、ジャッキー・チェンについて書いていきます。ちなみにぼくがバク転できるのもジャッキーを見て育ち、ジャッキーに憧れていたからなんだ。

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 ジャッキー・チェンもまたブルース・リーなどに並ぶカンフースターの一人です。しかしジャッキーにはほかのカンフースターにはない凄さがいくつかあります。カンフーの腕、身体能力はもちろん凄い。だが、それだけだとほかの俳優と変わらない。では、何がほかと違ったのか。それは"魅せ方"だろう。一撃一撃が稲妻のように速く強いブルース・リー、しかしジャッキーは全くファイトスタイルが異なる。ジャッキーは格闘シーンやアクションシーンに笑いを取り入れている。ジャッキーの格闘シーンは見ていて「そんな避け方あるのか!そんな体勢から技が出るんか!」と驚きの連続、もはや芸術と呼べるレベルだ。たしかにブルース・リーが敵をなぎ倒しまくるの見ていて爽快なのだが、ジャッキーの戦いは見ていて飽きがこない、というより目が離せない。また、格闘シーンではよく身の回りの日用品が武器になる。ジャッキーにかかれば皿や脚立、椅子までもが武器に早変わり。またその使い方も巧みで「よくそんなアイデアが思い付くな」と感心してしまう。それだけジャッキーの格闘シーンは見入ってしまうのだ。

そんなジャッキーのアクションシーン集はこちらhttps://youtu.be/VsKbmPfZZIs

 

またジャッキーが凄いのはそれらの格闘シーンやアクションシーンを代役、ワイヤー、CG を使わないで自らの身一つでこなすことだろう。一部例外はあるんだけどね、ほんの一部だから目をつぶってね。しかも60になるまで自分でアクションをこなしていたんだ。凄いね。でもそのため怪我も多く、実は身体はボロボロです。撮影中の失敗で気を失うこともしばしば。それでも最後まで自分で役をやりきるプロ根性には感動します。

有名なのが時計台からの落下シーン。一度落ちてリプレイされるんだけど一度目と二度目で落ち方が違う、しかもエンディングではNGシーンまである(頭から落ちてる)。つまり合計で三回時計台から堕ちるスタントをやっているのだ。頭おかしいのか?https://youtu.be/iTUX7Sb7FjY3分20秒辺りから

 

カンフーもアクションもスタントを使わず自分の身一つでこなす、それだけで充分凄いんだけど一番好感度が高いポイントはジャッキーのポリシーです。そもそも昔のカンフー映画は結構悲しい物語りが多く、ブルース・リーが出ていた映画も暗いものが多いイメージがある。しかしジャッキーはそこにコメディを交えることでカンフー映画のスタイルを変えたのだ。ジャッキーの出演する映画はまるで一つの長いコントを見ているようだ。話も分かりやすく悲しい展開もない。それはジャッキーが「自分の映画は子供も見れるように残酷なシーンやエッチなシーンは作らないようにしている」というポリシーを持っているからだ(これも一部例外あり)。いやー、素晴らしい。誰もが楽しめるジャッキーの映画。ぼくも全部見てるわけではないけど、酔拳スパルタンXプロジェクトAラッシュアワー辺りがオススメです。よし!みんなも今からTSUTAYA(もしくはGEO)に行って香港アクションのコーナーからジャッキーの映画を借りてこよう!!